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   ビジネスはコーチングで生き残れ!             
         〜これからの時代を生きるための必修スキル〜   
                          Vol.31     
    毎週月曜日配信                 2003.12.22 
                      読者数:1369人
                (まぐまぐ・メルマ・カプライトで発行)

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     その内そのうちあきらめる!・・・こんな人生いやだ〜〜!!
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    そのきっかけは⇒⇒⇒ http://www3.ocn.ne.jp/~miryuu/go

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 日本初! コーチング連載小説つきのメールマガジン
 
 できるビジネスマンが身につけている、今必修のスキル「コーチング」。
 あなたを、そしてあなたを取り巻く人たちを「できる人財」へとつなげてい
 くためには?

 さぁて、今回はどんなモノが飛び出すか、お楽しみに!
 それでは始まり、始まり・・・

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 <目次>
  1.ビジネスはこうやって生き残れ!
     「あなたの大ファンです!」
     
  2.連載小説「我が社には明日はない!」
     〜 第四章 上司と部下 その9 〜

  3.こんなんありまっせ!
     毎日のアイデアと中国からの贈り物

  4.たまには言わせて  コーチの本音をちらっとね
     
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     <たぬきコーチと話そう! パートナー募集!>

 12月20日に開催したYahooチャットイベント「たぬきコーチと話そう!」
 好評のうちに終了!
 
 参加者のコミットメントあり、コーチとしての心構えやクライアント獲得の
 秘訣あり、セミナー開催の極意あり… 内容は盛りだくさん!

 ということで、これを月一回の定例行事として決行!
 そこでたぬきコーチのチャットパートナーを募集します。
 
 チャットイベントの時は基本的にパートナーとのおしゃべりをもとに、チャッ
 ト参加者へ話題を振るというスタイルをとります。
 パートナー資格としては
 ・Yahooチャットでボイスチャットが可能な方
 ・コーチングの知識がある方、またはコーチの方
  (コーチでなくても、コーチングの話についていければOKです)
 ・おしゃべりが得意な方
 ・アドリブに強い方
 ・22時から1〜1.5時間おつきあいできる方
  (開催曜日はあなたの都合を考慮します)
 ・男女、年齢は特に問いません
  
 我こそは!という方は、「パートナーになります!」の件名でこちらまで
 メールしてください。
    → hkoga@c-youme.com
  
 皆様のご協力、おねがいしま〜す!


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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃  1.ビジネスはこうやって生き残れ!              
┃     ビジネスに役立つコーチングスキルを堂々紹介        
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

         「あなたの大ファンです!」

 前回は「枕詞」について書きましたね。
 覚えていますか?
 (バックナンバーは http://www.c-youme.com/melmag/ を見てね)

 ポイントは
 ・「提案」する前に枕ことばで提案することを伝える
 ・先に提案することを伝えると、相手は聞く耳を開く
 ・また、先に伝えておくと断る人はまずいない
 でしたね。
 
 最初に提案することの断りを入れると、相手の聞く耳が開くというのが大き
 なポイントなんですよ。試してみました?
 
 ところで、今回はガラッと話が変わっちゃいます。
 コーチングを行う上で、必要な要素ってどんなことがあると思いますか?
 
 聞くこと、承認すること、質問すること、提案すること・・・
 このあたりは「コーチングの4大スキル」といってもいいでしょうね。
 でもこれはあくまでも「スキル」=「技術」
 
 これらのスキルを使う大前提として、もっと重要なことがあるんです。
 それは一体・・・?
 
 そう、クライアント(コーチングを行う相手)に興味を持つこと。
 そして、クライアントに愛情を持って接すること。
 
 今回このような話を皆さんにお伝えするのには、ちょっとしたわけがありま
 す。
 私が行ったコーチングセミナーで、こんな事を言っていた経営者がいました。
 「よし、この技術を社員に広めればウチの会社も活性化するな」
 
 これは何気ない一言。
 でもたぬきコーチ、この言葉にぴくっと反応。
 「この技術を」ってところです。
 
 これ、間違いじゃありません。
 コーチングスキルってのを使うことで、やる気を引き出すこともできるし、
 それで企業の生産性を向上させることも可能。
 が、コーチングを行う上で本当に伝えたいものは何か?
 
 コーチングは「人」をつくります。
 そう、「人」を対象にするんです。
 扱うのは「人」=「心」であり、「技術」ではないんです。
 
 「人」と接するのに大切なのはなんでしょうか?
 コミュニケーションに必要なのはなんでしょうか?
 
 私は「愛情」だと思っています。
 コミュニケーションをとっている相手に「成長してもらいたい」「やる気を
 出してもらいたい」「目標を達成してもらいたい」「ともに歩んでもらいた
 い」…などなど。
 この意識がなければ、コーチングなんてできませんよ。
 
 あ、でも勘違いしないで。
 「成長してもらいたいから自分がどうにかしてあげよう」というのは間違い。
 これは「よけいなお節介」というもの。
 コーチングは相手を「助ける」=「ヘルプ」するものではないんです。
 「支持」=「サポート」して、最終的には自立をしてもらうもの。
 真の愛情とは、例え相手が一時的に苦しいことになっても、本当の自立に向
 かうのであればそれも必要だと感じています。

 だからこそ、コーチングを行う相手に「愛情」を持って接することが大前提
 なんです。
 
 なぁ〜んて、かっこいいことを書きましたが、「愛情」なんて言葉はちょっ
 と照れくさいかな。それではこれならどう?

      「クライアントのファンになりましょう」
 
 ファンになれば、自然と相手に愛情が湧いてくるんじゃないかな?
 
 さて、そこの経営者の方、管理職の方。
 従業員や部下の「ファン」になって接していますか?
 真のコーチングをマスターしたいのであれば、まず相手の「ファン」になり
 ましょう。

 
 <今回のポイント>
 ・コーチングに必要なのは「技術」より前に「愛情」
 ・真の愛情は「ヘルプ」ではなく「サポート」
 ・コミュニケーションをとる相手の「ファン」になろう
 
 今回は、コーチングスキルではなくその大前提となる心構えについてお伝え
 しました。
 ちょっと理解しにくい部分もあるかと思うけれど、コーチングの勉強を進め
 ていくとつい「スキル」ばかりに目を向けがちになっちゃうからね。
 今後もたまにこのような「心構え」的なこともお伝えしますね。

 さて、今週もいきます。恒例の<宿題!> 
 ・まず相手の「ファン」になりましょう。
  このとき、相手の何に目を向けますか?自分の心を観察してみて

 宿題の感想をメールしてくれた人で「ナイスっ!」ってヒットした人は、
 メルマガでご紹介します。(当然、テキストブックのプレゼント付きでね)

 さぁて、ファンになったところで次はどんな言葉を使ってみましょうか?
 次回は「言葉遣い」ってのにちょっと注目。
 
 では来週までお楽しみにぃ〜!
 
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┃  2.連載小説「我が社には明日はない!」            
┃     会社の生き残りをかけて、コーチングはどう活かせるのか? 
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 このコーナーは、とある架空の会社とそこに勤める社員を通して、コーチン
 グがビジネスにどのように機能するかを、小説仕立てで紹介していきます。
 バックナンバーはこちらから → http://www.c-youme.com/melmag/

           <登場人物紹介>
 
  有川:物語の主人公 営業一課課長 新プロジェクトのリーダー
  藤井:営業一課で有川課長の部下 普段は明るいのだが・・・
  羽賀:有川課長のコーチ 今日はどんなコーチングを見せてくれるのか

          〜 第四章 上司と部下 その9 〜

 藤井くんからの言葉を待つ間、それはほんの2〜3秒だったのだろうが、私
にはとてつもなく長く感じられた。

「今回、有川課長に昼食を誘っていただいて、私は少し迷っていました。
 私にとって課長はあこがれなんです。
 このあたりでは優良企業といわれ、大手でもある矢木沢産業で最年少課長に
なった人。
 かといって、エリートにありがちなお高くとまるようなこともなく、わたし
たちに等身大で接してくれる。
 有川課長はとても親近感のわく人なんです。
 それだけに、私は課長と一緒に仕事がしたかった…」
 
 あ、やはりそうか。プロジェクトメンバーからはずれたことが原因なのか。
 しかし私はここでそのことを言わずに、ただこう言葉を発しただけだった。
「そうか、私と一緒に仕事をしたかったのか。」

 これも羽賀コーチからのアドバイスその2なのだ。
「もう一つ、話を聞くときのポイントがあります。
 相手の話した言葉の終わりを繰り返して下さい。いわゆるオウム返しです。
 『とてもつらかったんですよ』って言われたら『つらかったんだね』って感
じで。
 そしてそれ以外のことをなるべく話さない、質問しない。
 そこから相手が次に話すことをとにかく聞いてあげて下さい。
 相手は話をしたいときは、言葉を投げかけなくてもどんどん話をしてくれま
す。このオウム返しは、それを促すことができますから。
 そのうち、本当に思っていることが自然に出てきますよ。」
 よし、オウム返しだな。これも注意してみよう。

 このオウム返しが効いたのか、藤井くんは話を続けてくれた。
「はい、だからこそプロジェクトメンバーになることも、自分の目標だったん
です。
 営業から前村さんを選ばれたのは間違いじゃないと思っていますよ。
 前村さんは私よりもできる人だし、逆に前村さんを選んだということで有川
課長の判断は冷静で間違いないというように感じています。
 でも、やはりショックでした。
 あ、勘違いしないで下さい。
 課長が私を選ばなかったのがショックというわけではなく、私の能力がそこ
まで及んでいなかったのがショックなんです。」

 え、これはちょっと意外だった。
 てっきり私が藤井くんを選ばなかったことが原因と思ったのだが。
 いや、ひょっとして私に気を遣っているんじゃないのか?
 その部分を聞きたい衝動に駆られたが、ここはそれをぐっと我慢してこう言
葉を発してみた。
「そうだったのか。話してくれてありがとう。」

「いえ、私こそありがとうございます。
 実はこの話、プロジェクトメンバーが決まったすぐ後に宮永さんにぼそっと
グチをもらしたんですよ。
 そしたらその夜、営業一課のメンバーで慰めてくれる会を開いてくれまして
ね。
 慰めるなんていっても、それをネタに飲み会をしたかっただけみたいですけ
ど。それでもうれしかったですよ。
 でも、そこで出てきた言葉の中に『課長は部下を見る目がない』とか『本当
に私たちのことを見てくれているのか』なんてのもあったので。
 みんな本気じゃないとは思っていますよ。
 だって、当の本人である私がそうは思っていないんですから。
 ただ、その言葉を聞いてから『自分が原因で、営業一課のみんなが課長を見
る目が変わったんじゃないか』って不安なんですよ。
 それでつい課長に対してよそよそしい態度をしてしまって。
 だいたい、みんなが見ているのは課長を通り越した部長の姿じゃないかと思っ
ているんです。」
 
 あ、それはわかる気がする。
 三宅部長の強引なやり方には、営業一課の全員が不満を持っているからな。
 私もどうにかしたいとは思っているのだが、相手は上司。どう接していいか
わからないまま今に至っているので、一部ではその姿がもどかしくみえている
のだろう。

「部長か…」
 ぼそっと漏らした私の言葉を聞いて、藤井くんはこう切り出した
「あ、部長といえば、こんな噂があるのご存じですか?
 どうも次の株主総会で役員抜擢があるとか。」
 
 あ、そうか。
 役員への昇格は役員会で決められること。そしてその意向は決まり次第、当
然本人にはそれとなく伝えられるだろう。
 そうなれば、ある程度経営側の情報もリークされるはずだ。
 これで頭の中で絡まった糸がほどけてきたぞ。
 そうなると、プロジェクト成功が役員昇格の条件なのかもしれないな。
 
 パッと変わった私の顔を見て、藤井くんは不思議そうな顔をしていた。
「課長、何かあったんですか?
 部長の話って、何か重要なことだったんですか?」
「藤井くん、貴重な情報をありがとう。
 そして、自分のことをここまで話をしてくれてありがとう。」
「いえ、やっぱり有川課長は私のあこがれですよ。
 こんなにゆっくりと話を聞いてくれる上司って、そうそういないですからね。
 また今度、ゆっくりと時間をとって私の話を聞いてくれますか?」
「あぁ、もちろん。プロジェクトの方も直接のメンバーではないけれど、いろ
いろと手伝ってもらうこともでてくるだろうから、そのときはよろしく頼む
よ。」
「はい、まかせておいて下さい!」

 この後調子に乗って二人で30皿も回転寿司をたいらげてしまった。
 おかげで午後の動きが鈍ったのは、ちょっと反省。ゲプッ。
 しかし藤井くんと目が合うと、思わず二人でほほえんでしまうのはちょっと
うれしかったな。

                             <つづく>

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