| 安田課長 |
やる気仙人はいなくなっちまったが、落ち込んでもいられねーな。
今まで学んだポイントをしっかりと実践して、部下のやる気をこれからも
どんどん引き上げていかんとな。
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そう心に決めた安田課長。その後は部下のやる気を引き出して、会社としての営業成績も徐々に引き上げることができていた。
そんなある日のこと、家路につく途中に目にしたものは…
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| 安田課長 |
お、ラーメンの屋台じゃねーか。めずらしいな。
どれ、小腹もすいたから一杯いただくとするか。
おやじ、ラーメン一丁おねがいね。
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| おやじ |
へい、ラーメン一丁ね。
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のれんをくぐり、荷物を置いて顔を上げた安田課長が目にしたもの、それは…
あごに白い立派なひげを蓄えた、どことなく白装束が似合う、初老のおやじ。
そう、見慣れていたあの顔がそこに…
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| 安田課長 |
せ、仙人じゃねーかよ!
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| やる気仙人 |
ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。
久しぶりじゃの、安田よ。
今日はおまえさんに一つ言うことがあるのを忘れておったのでこうやって現れたんじゃ。
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| 安田課長 |
な、なんだよ。また新しいポイントか?
早く教えてくれよ!
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| やる気仙人 |
ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。
おまえさんに言うこと、それはな…
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| 安田課長 |
それは…
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| やる気仙人 |
最初のおでん屋での代金2150円、それをもらうの忘れておったわい。
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| 安田課長 |
あらあらあら…
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ちなみに安田課長、そのマネジメント能力を認められて、5年を待たずしてわずか
2年後に部長に抜擢。さらにやる気に磨きをかけて邁進しているようです。
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