| 安田課長 |
ところでよ、やる気仙人。
ずぅっと前から気になっていたことが一つあるんだけどよ。
仙人はオレのことを呼ぶときにいつも『おまえ』って呼ぶだろ。
あれがどうしても気になってね。
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| やる気仙人 |
おぉ、ようやく気づきおったわい。
どうじゃ、今までわしから『おまえ』と呼ばれて、どんな気分じゃった?
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| 安田課長 |
なんだか命令されてるような気もするし、オレと仙人しかいないからオレに向けられた言葉だというのはわかるけれど、これが何人かいる場面だったら、本当にオレに向けられた言葉なのか、疑いたくなるよな。
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| やる気仙人 |
じゃあ、安田よ。部下に対してはどうじゃ?
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| 安田課長 |
うっ…そういわれれば、部下の名前を呼んでいなかったような気がするなぁ…
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| やる気仙人 |
つまりは、今安田が思ったことを部下はみんな感じていたということじゃな。
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| 安田課長 |
そうか…こんなちょっとしたところで、相手の気持ちって微妙に変化するものなんだな。
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| やる気仙人 |
その通りじゃ。
相手の名前を呼ぶというのは、こちらの言葉がその相手に向けられたものだと言うことに結びつくわけじゃからな。
これは相手の存在を認めている、ということにつながるんじゃよ。
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| 安田課長 |
名前を呼ぶ、たったこれだけで自分に対しての信頼度が変化するものなんだな。
う〜ん、奥が深いねぇ〜
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| やる気仙人 |
たったこれだけでも、相手のやる気を引き出すためにはとても重要な役割をもっておるんじゃ。
安田よ、今度から部下と話しをするときは気をつけて名前を呼んでみるんじゃな。
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| 安田課長 |
それはそうと、今さら仙人に『安田』なんて呼ばれると、ちょっとこそばゆいな。
ま、それはそれとしてこれからもよろしく頼むよ、やる気仙人!
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