営業部の安田課長、45歳。
今日は一人で初めて入った屋台のおでん屋で一杯飲みながら仕事のグチをこぼしていたんですけど…
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| 安田課長 |
ったくよぉ、なんでウチの部下は課長のオレの言うことをちゃんときかねーかな。
やる気ってのが全然見えてこねーんだよ。おやじ、わかるか?
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おやじ、というよりも白いひげがたくましくも感じる、どこか仙人のような雰囲気を持っ
たおでん屋の主人。さっきから安田課長の話にしっかりと相手をしていたんですけど…
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| おやじ |
へぇ、部下のやる気ねぇ。課長さん、そんなに部下にやる気を出して欲しいんで?
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| 安田課長 |
そりゃぁもちろんだよ。おやじ、なんかいい方法しらねーか?
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| おやじ |
ほう、そうかい。部下がやる気を出せばねぇ…その方法知らないわけでもないが。
課長さん、あんたがその気になれば教えてやらないこともないが。どうする?
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| 安田課長 |
なんだよ、おやじ。いい方法があるんだったら、ケチケチしないで教えてくれよ。
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| おやじ |
よぉし、えいっ!
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おでん屋のおやじがそう叫んだ瞬間!
おやじはねじりはちまきスタイルから一転して、白装束に杖をついた仙人スタイルに変身してしまったではないか!
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| やる気仙人 |
わしは『やる気仙人』じゃ。
いまからおまえに『やる気を引き出す30のポイント』を授けていこう。
ただし、ワシの教えるポイントに沿ってその場で実践していくことが条件じゃ。
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| 安田課長 |
ななな…なんだこれは。夢か? 痛てっ! いや現実だよ…
おやじ、教えるってどうやって教えてくれるんだ?
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| やる気仙人 |
おやじではない! やる気仙人じゃ! まあいい。
いまからワシは小さくなって、おまえさんが必要だと思ったときに姿を現す。
ワシの姿はおまえさんにしか見えないから安心しろ。
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ここでポンッと消えてしまった『やる気仙人』。残された安田課長は…
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| 安田課長 |
何なんだいまの? ま、おでん代と飲み代はこれでタダだね、ラッキー!
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こうして始まった安田課長の『やる気を引き出す30のポイント』。さてどうなるか…
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